令和6年度助成事業について
杉並区NPO支援基金の助成金を活用して行っている、令和6年度の助成事業を紹介します。
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【令和6年度 NPO活動資金助成事業】
1.NPO法人 カケルとミチル
2.NPO法人 サイン
3.NPO法人 ハンド・ミー・ダウン
4.楽学倶楽部
5.NPO法人 まちの塾freebee
楽学倶楽部
「てらこや」
9月11日「てらこや」開催レポート
楽学倶楽部は、子どもたちの居場所づくりと学習支援の両立、異なる学校の子ども同士の交流による社会性の向上を目的とした「てらこや」を実施している団体です。
「てらこや」は毎月2回、午後3時30分から5時30分に開かれています。算数を中心に、子どもたちの希望に応じて教えており、現在は西田小学校と桃井第二小学校の1~4年生の子どもたちが訪れています。
午後3時30分に訪問すると、既に数名の子どもたちが学習に取り組んでおり、開始時刻までには10名ほどの子どもが集まってきました。3名の講師が子供たちの近くをゆっくりと見回り、子どもたちはわからないことがあれば、講師に声をかけ、それに応じて1対1で理解するまで教えていました。
また、長時間学習で子どもたちの集中が途切れないよう、学習の合間に雑談や散策、ジュースを配布しての休憩など、子どもたちの気持ちに寄り添い、リフレッシュタイムを設けつつ学習に取り組んでいます。講師と子どもたちの親しげな様子を見ていると、信頼関係の深さが伺えます。
「てらこや」が終わった後の子どもたちは、習い事やお迎えなどでそれぞれ帰っていきます。明るい笑顔を浮かべた子どもたちが講師にさよならの挨拶をする様子から、「てらこや」で過ごす時間がとても充実したものであると分かります。この取組は子どもたちの大切な居場所として、しっかりと機能していると感じました。
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NPO法人 サイン
夏休み体験イベント「楽しく学んで作って遊ぼう」
8月29日「水鉄砲大作戦★2024夏」
昨年度に引き続き助成事業を行っているNPO法人サインは、「地域、社会のつながりの中から広がる 恩onと縁enの循環」をコンセプトに、地域の中にある公共施設を生かし、小学生向けのプログラムを展開している団体です。
今回は水鉄砲大会が開催されました。2グループに分けて全2回、およそ90名の小学生が参加しました。
午前9時30分に会場である杉並区立杉並第六小学校へ向かうと、すでに別団体によって合同開催している駄菓子屋さんが行われており、子どもたちは大盛り上がりでした。このイベントが終了してから、サインの水鉄砲大会が始まりました。
冒頭にスタッフが説明を行っていましたが、その間にも水鉄砲で遊び始めている子どもたちがいて、とても待ちきれないといった様子でした。
開始後は、子どもたち全員が水鉄砲で遊ぶことに熱中し、大会のプログラムの1つであるリレーの勝者が分からなくなってしまうなど、思わぬハプニングもありましたが、ケガや事故はなく、盛況のうちに大会は終了しました。
水鉄砲大会が終了すると、近隣町会の方々によってかき氷が振舞われました。かき氷を食べている間は、駄菓子屋さんで手に入れたおもちゃで遊ぶ子、この日の出来事をお互いに話している子など、思い思いの時を過ごしていました。
近年、思う存分に水鉄砲で遊べる場や昔ながらの駄菓子屋さんはとても貴重な存在となってしまったので、助成事業によってそのような場が提供されたことで、子どもたちにとっては、忘れられない大切な思い出となったのではないかと感じられました。
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