新聞記事 「高齢者楽器で認知力維持」について思うこと

 八王子のお稽古で、毎日新聞の記事を読んだKさんが記事の切り抜きを持って来て、見せてくれました。見出しは、「高齢者楽器で認知力維持」です。私は高齢者だったっけ?と思いながらも、最近何年かぶりで行った映画館はシニア料金で入ったことを思い出しあっさり抗うことを諦め記事を読み進めると、正にハミングの活動そのものが認知力維持にピッタリであることを、偉い研究者の方々に太鼓判を押されたように感じられて急に嬉しくなりました。

 年齢を重ねてから楽器演奏を、それも一人ではなくお仲間とすることが良いそうで、大正琴は楽器としてはレアな楽器ではあるけど、キラキラして見えて来ます。軽量で持ち運びが楽な楽器でもあります。

 以前は別の弦楽器を弾いていましたが、基本一人演奏で暗譜必須でした。そして重量があるので移動が大変でしたが音が最高に美しいのでそれに魅力を感じていました。でも一人で弾くのは結構寂しくて、他楽器のフルートに二人加わってもらい細く長く続けようと「らるご」というグループ名までつけて練習していたことを思い出します。そうそう、その頃は若かった!

 知らぬ間にシニア料金で映画です。そして偶然にも今、正に大正琴を仲間と弾いている自分がいました。医療ミス/事故で楽器が弾けなくなった時期がありその頃大正琴に出逢い、弦を掴めなかった指でもボタンを押すことが出来たため始めたのですが、今となっては本当に良かったと思っています。だって京都大学の偉い人がちゃんと立証してくれたのですから!記事を読むと実験に使った楽器は鍵盤ハーモニカ、俗にいうケンハモですね。大正琴でも同じ事と信じています。この記事を読んでやりたくなった方、是非一緒にアンサンブルを楽しみましょう!

クリップを写メしましたので、シェアします。