土曜日事業

 1月26日の土曜授業の今日、すがすがしい快晴の日に、学校公開が行われました。4年生を対象に今年もJA江刺の方々がお餅つきの体験授業をしてくださいました。江刺のもち米をふかして(水を入れて炊くのではなく、せいろでコメから蒸かします)臼と杵で餅つきを行いました。そよかぜ本部では餅の返し手をお手伝いしました。衛生面もしっかり気を付けて栄養士さんもついてくれるからできる貴重な体験です。
 6年生には裏千家の茶道教授の先生から、お点前の指導がありました。茶道の礼儀をふまえてお茶とお菓子をいただくのは初めてという児童もたくさんいました。高級な抹茶と京都の和菓子を味わった体験はいつまでも忘れないでしょう。そよかぜ本部から卒業していく6年生への毎年のお祝いプレゼントです。お手伝いくださった保護者の方々もありがとうございました。日本の伝統文化を学ぶよい機会となりました(^-^)

漢字検定

 年もあけてすぐの1月12日(土)の午前中、第二回の漢字検定は、今年度も高四小を準会場として行われました。そよかぜ本部では今年も運営を行いました。毎年1月のこの回には、一年間の漢字学習の総まとめとして、大勢の児童が挑戦します。今年も90名近くが受験してくれました。
 とても寒い朝でしたが、児童の熱気で教室も暖かくなりました。いつもと同じ学校ですが、漢検の形式にのっとったきっちりした試験を受けているので、みんな普段より緊張気味に見えます。
 顔を真っ赤にしながら、がんばって取り組んでいる姿に、もうすぐ一年進級する児童が頼もしく見えました。そよかぜ本部はこれからも高四小の児童の学習や活動をお応援していきます。

おせち料理教室

 年も押し迫った27日の午前中、冬休みの子どもたちにとっては、今年最後のイベント「栄養士の多治見先生のお料理教室」が開催されました。今回は年末とあって、おせち料理がテーマです。メニューは栗きんとんとお雑煮二種。
 栗きんとんはくちなしの実を使って金時芋を煮て、きれいな黄色に仕上げました。小さい子がいる家庭もあるのではちみつは入れず、お正月まで長持ちするように砂糖をたっぷり使い、甘露煮の栗を最後に混ぜて出来上がり!山盛りになった栗きんとんを見て、子どもたちは大喜びでした。
 お雑煮は京風の、西京味噌を使ったやさしい昆布だしのおつゆに、焼いた丸餅と野菜を入れたもの。関東風は合わせだしと鶏肉を使った、小松菜入りのすまし汁仕立てに、新潟の四角いのし餅を入れたもの。食べ比べてみると、なじみのある関東風も、珍しい京風もとても美味しくてびっくりでした。
 お節料理を扱ったのは初めてなので、とても充実した楽しい年末になりました。助っ人のお2人の栄養士の先生方もどうもありがとうございましたO(^-^)O

出前授業

 今日は学校コーディネーターの河口さんの紹介で、アテネパラリンピックの金メダリストの安岡チョーク先生をお呼びし、出前授業が行われました。チョークさんは車椅子のランナーで、お忙しいなか高四小に来校して、4年生を対象に講演をおこなってくださいました。
 できないことはあるけれども、どうやったら出来るようになるかを考えるのがとても大事である事や、目標を決めたら頑張って最後までやりきることが自分にとって次のステップにつながる事などを、ご自身の経験をふまえて話してくださいました。子どもたちは実体験に基づいた感動的な話に、熱心に聞き入っていました。
 生活用・競技用の車いすの違いを説明してくださったり、子供たちに競技用車いすの体験もさせて下さり、とても充実した授業になりました。

昔遊び

 12月の土曜授業では、1~2年生が昔遊びを体験しました。そよかぜ本部では今年も地域の昔遊び名人をお呼びしました。
 羽根つき、こま、めんこ、竹とんぼ、おはじき、だるま落とし、折り紙、すごろくなど、今はあまり家庭ではやらない遊びをご年配の方々から教えていただき、どの子もきらきら目を輝かせて挑戦していました。
 名人たちは孫世代の子どもたちに、やさしく遊びのやり方を教えながら楽しく交流してくださいました。私たちは、子どもたちがこれからも地域の方々と顔見知りになって顔の見える安心な地域になってほしいと願っています。