大正琴は大正元年に名古屋の森田吾郎氏が誰でも手軽に扱える楽器をとの思いで発明しました。
左手でボタンを押さえ右手でピックを握って弾くだけでメロディーが奏でられる弾きやすい楽器です。
大正琴には流派がいくつかありますが、琴伝流(きんでんりゅう)大正琴は4つの音域の異なる大正琴を使ってアンサンブル(合奏)が出来るのが強みです。
バイオリンの4重奏は、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスで奏でますが、大正琴の場合、ソプラノ、アルト、テナー、ベースの4種類の大正琴で奏でます。
それぞれ弦の数・太さが違い、改良を重ねて広い場所でも音が届くようにアンプを通して演奏できるようにもなっています。