町会について

地域

松庵町会は松庵1丁目・2丁目西側と3丁目全域に居住する世帯並びに同地域内に事務所、営業所、工場、店舗などを有する法人を会員とする町会組織で、本部を西松会館(松庵2丁目13番24号)に置いています。(西松会館は松庵東町会と共同利用)

【松庵町会】松庵1丁目(9~16番地)・2丁目(16~23番地)・3丁目全域
(住居表示変更以前の「旧松庵北町・南町、西高井戸2丁目」)
松庵東町会松庵1丁目(1~8、17~23番地)・2丁目(1~15番地)
(住居表示変更以前の「旧西高井戸1丁目」)

松庵町会と松庵東町会は各々独立した町会組織ですが、いずれの地区も松庵小学校学区域でありつながりも深く、「松庵親子夏まつり」や「震災救援所訓練」「Y2キャンプ」「西松会館運営」などで地域で連携した活動を行っています。

杉並区には現在約160の町会自治会があり、「松庵町会」は「杉並区町会連合会(杉町連)」傘下の17の地区町連の一つである「宮前地区町会連合会」(9の町会自治会で構成、宮前地区町会連合会チラシ)に属しており、松庵東町会以外にも久我山西自治会、西荻南一、二丁目南部町会、西荻窪町会荻窪地区町会連合会チラシ)と隣接しています。

沿革と活動目的

昭和38年(1963年)10月に松庵町会の基になる「西松自治会」が発足、その後昭和44年(1969年)11月1日の住居表示変更に合わせて「松庵町会」に名称変更されました。

松庵1,2丁目は東西で松庵町会と松庵東町会に分かれています。これは昭和44年の住居表示変更で「松庵北町・南町」「西高井戸1丁目・2丁目」が松庵1~3丁目に変更される以前の境界のなごりが残っているものです。
≪参考≫松庵1~3丁目(現西荻北3丁目一部含む)地域は昭和7年に杉並区区政制定で杉並区に統合される以前は、高井戸村字松庵(南・北)・同字中高井戸(南・北)(江戸時代は天領武州多摩郡松庵村・中高井戸村)と呼ばれていました。
(『昭和22年1月地図』、『時代別杉並の地図(すぎなみ学倶楽部)』)

「松庵町会」は昭和52年(1977年)に立ち上げた「松庵町会防災会」と共に、地域コミュニティーの構築、安全・安心の街づくり「赤ちゃんからお年寄りまで、みな健やかで活気あふれる街、松庵」を目指して活動しています。

主な活動

下段の団体概要ページに「町会概要」「活動紹介」、「定款・会則」、「年次報告書(事業報告・決算、事業計画・予算)」「みんなの松庵町会」(町会だより)を掲載しています。

<主な活動>
・松庵親子夏まつり(共催)
・親睦活動(敬老祝い品配布、おはなし会等)
  ※新型コロナウイルスのため敬老会・バス旅行は中止
・小学校入学お祝い・二十歳のお祝い・会員逝去時香典等の慶弔
・防犯パトロール(昼間・通年)、防火・防犯パトロール(夜間・年末)
・環境衛生活動(花咲かせ隊、清掃研修会)
  ※古新聞等の資源回収は令和2年6月より休止しています
・町会だより「みんなの松庵町会」発行・町会ホームページ運営(電子回覧板)
・行政等の地域情報の回覧・町会掲示板(12カ所)掲載、杉並区掲示板管理
・町会防災ニュース発行、松庵小学校震災救援所との連携
・D級ポンプ・街頭消火器点検、公園設備損壊通報
・防火・防犯、防災等に関する消防署・警察署・杉並区役所等との連携

西松会館について

西松会館(建物)は松庵町会・松庵東町会が所有し、町会活動に加えて地域の各種行事、会合、稽古事などへの貸出(有料)を行っています。なお会館の運営は松庵町会・松庵東町会共同の「西松会館管理委員会」が行っています。また会館の運営経費(地代、光熱費、修繕費用等)は、両町会からの拠出および貸出収入で賄っています。

<会館の歴史>
大正13年(1924年)旧中高井戸集会所として発足。第2次世界大戦中は配給基地としても使用され、戦後政令第15号(昭和22年「町内会等の解散に関する政令」)で接収されましたが、その後地元住民による払下げ要望が実現し土地は地主へ・建物は宗教法人西高井戸松庵稲荷神社への払下げが実現、建物は昭和62年(1987)9月に松庵稲荷神社(西高井戸松庵稲荷神社)から松庵町会・松庵東町会の共同所有(持ち分各1/2)に変更になっています。

松庵稲荷神社
松庵村と中高井戸村の鎮守を昭和9年5月1日に合併、本殿を造営し松庵・中高井戸(西高井戸)両地区の鎮守となりました。さらに昭和36年には末社を建て、古くからのお稲荷様のお使いと伝えられるお狐様をおさめてお祀りしています。鳥居の左側に狐のミイラを祀った小祠があります。