杉並区は第二学童クラブを建設する計画を立て、近隣住民等への説明会を経て、工事を開始しています。
2021年8月10日
和泉第三町会
杉並和泉学園では年々児童・生徒が増え、学童クラブ入会希望者がすぐには入会できない状況になっています。
杉並区はこの状況を緩和するため、第二学童クラブを建設する計画を立て、近隣住民等への説明会(6月21日)を経て、既に工事を開始しています。
その主な内容は、
1. 場所: 子ども・子育てプラザ和泉の隣にある和泉第二災害備蓄倉庫を取り潰した跡地
2. 建屋: 木造2階建て延べ床面積約240㎡
3. 完工: 来年(2022年)2月15日
上記説明会で当町会からは、工事中交通事故を起こさない万全な体制の構築、建設後近隣住民との意見交換の場を設置する、以上2点を要望しました。
その後、建設場所上空には高圧電線があり、それが発する電磁波の子供の脳に対する影響が心配だ、との意見が町会に寄せられました。
そこで、町会長名で杉並和泉学園を通じて杉並区に情報提供したところ、杉並区から以下の回答がありました。以下ご紹介いたします。
「杉並区子ども家庭部児童青少年課学童クラブ整備担当」からの回答
1. 高圧電線から計画建物(学童クラブ)までの離隔距離について
東京電力及び専門業者に問合せしたところ、離隔距離は以下のとおりでした。
高圧電線から現在計画している学童クラブまでの離隔距離:約 10.6m
2.高圧線からの磁界の影響について
既存の和泉第二災害備蓄倉庫の屋根上(学童クラブ2階相当)にて、東京電力に磁界測定を実施してもらい、9点で測定した結果は以下のとおりでした。
測定結果:平均値 0.524μT、最大値 0.68μT(μT:マイクロテスラ)
3.電磁波による影響
経済産業省令(電気設備技術基準)では、規制値は200μTとされており、それを大きく下回ることを確認しましたので、児童への電磁波による影響はないものと考えます。