震災時の電気安全確認を! -8月は電気使用安全月間-

漏電遮断器や配線用遮断器の更新推奨時期は、製造後13年となっています。

電気の安全について考えてみませんか?

住宅用分電盤には寿命があります。
漏電遮断器や配線用遮断器の更新推奨時期は、製造後13年となっています。

もしもの災害のときは

災害は忘れたころにやってきます。
普段から災害時の備えを万全にし、いざという時にあわてないようにしましょう。

再度、火の用心!

最近、町内でボヤがあり、昨年 12 月には不審火もありました。
冬場で空気が乾燥しているうえに、季節風の強い日もあります。
今一度、火の元に注意し、また、燃えやすいものを外に放置していないか点検しましょう。

防火・防災部

冬のストーブにご用心!!


発行 2020年11月

暑い季節も終わりこれからは寒い季節がやってきてストーブを使う 場合は注意が必要です。

1番火災が多いのは?

暖房器具が原因による火災では、電気ストーブが1位で、2位が石油ストーブとなっており、 災原因の半数以上を占めています。
寒い季節に便利ですが、使い方を間違えるとあっという間に火災が起こってしまうのです!

電気だからって 他より安全とは 限らないんだね。

出火原因ストーブの内訳
1位 電気ストーブ 52件 53.6%
2位 石油ストーブ 19件 19.6%

どうして火災になるの?

ストーブが原因となる火災の特徴は、近くに燃えやすい物を置いていたことです!
特にありがちなのが洗濯物を乾かすために干していると、 洗濯物が落ちたりしてストーブに覆いかぶさり燃えてしまうことがほとんどです。

写真は、洗濯物がストーブに接触して燃えてしまった ものです。

寒い時期を中心に発生しています!!

ストーブ火災は、11月から2月の寒い時期を中心に発生していますが、暖かくなってくる3月や4月にも多く発生していることから注意が必要です。
どんな状況でも油断しないようにしましょう。

月別のストーブ火災件数
11月 10件
12月 18件
1月 29件
2月 18件

ストーブ火災から身を守るには?

●住宅用火災警報器により火災の拡大を防いだ!!!

バスマットを電源の入っていない電気ストーブにかけていたところ、何らかの原因によりスイッチが入り、火災となった事案がありましたが、住宅用火災警報器の鳴動により被害を最小限に食い止めることができています。

●防炎品を使って被害を抑えることもできる!!!

仮にストーブから火がついてしまったとしても、防炎性能を持つ製品を使用していれば、容易に燃え広がることはありません。
小さな対策でも大事な命を守ることにつながるのです。

防炎製品のラベル
このマークが目印です!!
出典: 日本防災協会 https://www.jfra.or.jp/member/s06.html

ストーブ火災を防ぐポイント!

●つけたまま寝ない!!
●周りに物を置かない!!
●布団やカーテン等の近くに置かない!!
●ストーブの上や近くで洗濯物を乾かさない!!
●使用中の給油は絶対にしない!!

最後に

これから寒い季節がやってきて、火災多発期と呼ばれる火災が多い時期になってきます。
特に今年は、インフルエンザに加え新型コロナウイルスもあり不安な日々をお過ごしとは思いますが、そのようなときこそ皆様の「自助」「共助」が必要になってきます。
互いに助け合い、支えあってこの苦しいご時世を乗り越えていきましょう。
私たち消防署も皆様を守るために全力を尽くしていきます!

問合せ先
杉並消防署 警防課 地域防災担当 03-3393-0119 (内線 322)