杉並和泉学園通学区域変更素案に関する懇談会に出席

小中一貫教育を特徴とする杉並和泉学園(以下、和泉学園と略す)は、旧新泉小学校、旧和泉小学校及び旧和泉中学校が合併して2015年に創立されました。
その学区域は、設立時の保護者等関係者と区との話し合いから、設立より5年を目途に、暫定的に旧三校の学区域を引き継ぐことにして現在に至っています。

この学区域の中には、和泉学園小学部卒業後泉南中又は大宮中に進学する地域、及び永福小卒業後和泉学園中学部に進学する地域が含まれており、原則これらの地域の児童生徒は小中一貫教育を享受できません。
実際には暫定措置により問題を解決していますが、この状態は小中一貫教育推進の理念から外れています。
更に、別の問題も起こってきました。最近学区域内の児童生徒数が増加傾向にあり、近い将来教室数が不足する心配が出てきたことです。

区教育委員会では上記情況を考慮し、小中一貫教育を保証する学区域の整備をすべく通学区域の変更素案(2021年度実行予定: 下図)を策定し、関係する小中学校校長、和泉学園 PTA 等の保護者及び当町会等の地域関係者を集めて変更素案に対する意見交換のための懇談会を開催しました(7月30日、10月15日、今後二回予定)。

上記素案によれば、当町会は全て今後も和泉学園学区域に入り、児童生徒の通学には全く変更がありません。その為、懇談会では当町会としては「基本的に問題ない」としています。
但し、変更に当たっては、児童生徒の保護者や今後入学する親御さんに納得のいくよう確り且つ丁寧に説明して欲しい旨要望しています。

区教育委員会では11月16日に本件に関する説明会を和泉学園や就学前教育施設の保護者を対象に行う予定とのことです。