環境講演会『太陽光発電ＦＩＴ期間満了後の賢い選択』 ～自家消費と蓄電のススメ～
開催日:2023年08月19日
住宅用太陽光発電には設置から10年間固定価格で買取る国の支援制度(FIT)があります。10年間の買取期間が満了すると買取価格が大幅に下がるだけではなく、昨今の電気料金の急激な上昇もあり、対象者の方はその後どうすれば良いのか、多くの心配や疑問がおありだと思います。
エネルギーの問題については、異常気象に代表される地球温暖化の問題とともに、ウクライナ問題を契機に改めて自給率の低さなども課題として認識されてきました。政府は化石エネルギー(石油・石炭等)の使用を減らしていく世界的な合意のもと「カーボンニュートラル(2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロ)」を目標に掲げており、太陽光発電等再生可能エネルギーの活用の動きが加速しています。杉並区も「2050ゼロカーボンシティ宣言」を行い、区民の省エネと創エネの取組支援を強化しています。
こうした状況を踏まえて、以下の通り住宅用太陽光発電の利用について、専門家とエネルギー事業者、区内太陽光発電設置業者を迎え、余剰電力の継続的な買取動向や蓄電池の活用法、自家消費拡大に向けた取組など様々な視点から情報提供を行います。温室効果ガスの排出削減に貢献する太陽光発電と、永く賢く付き合っていく方法について改めて考えてみませんか。みなさまのご参加をお待ちしております。
【内 容】
1 ．講演会 『太陽光発電FIT期間満了後の賢い選択』 講師：太陽光発電所ネットワーク(PV-Net) 田中稔氏
2．買取価格等の状況(エネルギー事業者からの情報提供) 東京電力エナジーパートナー株式会社、エネックス株式会社
3．蓄電池の設置事例紹介 牧野電設工業株式会社 川島秀幸氏
4．会場からの質問、情報・意見交換
＊終了後、なんでも相談(設置相談を含む)を行います。
