学びのサロン(文学)

杉並ゆかりの作家を読むサロン

杉並は数多くの作家が暮らし、作品を生み出し続けている地です。これまで太宰治・井伏鱒二・開高健・有吉佐和子・川端康成の短編などを鑑賞してきました。杉並ゆかりの作家の作品は、日本の近代文学史の縮図と言えます。杉並の商店街を歩いていると、つい最近まで(あるいは現在でも)時々お見かけする杉並居住歴の長い作家の作品をここ2,3年は読んでいます。近藤冨枝、石井桃子の『幼ものがたり』、ねじめ正一の『認知の母にキッスされ』、谷川俊太郎の『ひとり暮らし』、佐野洋子の『ふつうがえらい』などです。

講師:千坂正志
「参加者が作品を順番に音読し、その後、感想を語り合っています。本を読んだ後に誰かとその内容について話すことにより、感動や理解が深まります。講師が知識を伝える場ではなく、語り合う場(サロン)であることを目指しています。読書の楽しみを深め、広げる読書会です。」

※このサロンは杉並区長寿応援ポイント(いきがい活動)対象事業です。

ドイツの有名作品を原語で読むサロン

比較的平易なドイツの名作から、読解力が必要な中程度の名作までを、テープの朗読を聞き、各人が独文と邦語訳を読みあげ、さらにテープの朗読を聞くと言うやり方で、内容により毎回数ページを読了している。

これまで、『グリムの童話』『若きウェルテルの悩み』『車輪の下』『変身』『モモ』を読了し、今はミヒャエル・エンデの『はてしない物語』に取り組んでいる。毎回、ドイツの諸問題や参加者の参考に資し、興味を持つテーマについて説明する時間を設けている。

【講 師】三木 達也
外交官として26年の海外勤務中、19年をドイツの各地大使館・総領事館で勤務し、ベルリンの壁崩壊前後の時期には、ミュンヘン及びベルリンに勤務した。

※このサロンは杉並区長寿応援ポイント(いきがい活動)対象事業です。

フランスの現代文学を原語で読むサロン

2010年10月のサロンオープン以来。
“Le Petit Prince”
“Le Petit Nicolas”
“L’Étranger”
“Le vol de nuit”
“La Petite bijou”
“Terre des hommes”
“Dora Bruder”
“Dans le Café de la jeunesse perdue”
を読了。
現在、“Lettres à PARIS(邦題『パリへの手紙』V.デュケレール編著)”を読み始めました。

サロンでは、単に原書を読むというだけではなく、フランスやフランス語に対する思いを通じて、参加者間の交流を深めることに重きを置いています。現在のメンバーは約20名、男女ほぼ同数です。

【講 師】岸 達也
商社マンとして在仏通算10年、モロッコ、コートジヴォアールでも勤務。
趣味は、読書、絵画/音楽(特にオペラ)鑑賞。

※このサロンは杉並区長寿応援ポイント(いきがい活動)対象事業です。