2018年度 研修順調です、ますますパワーアップ!
2018年11月10日
佳境に入ってきました。研修(全8回)の第3回が、11月10日、ゆうゆう高円寺南館で開催。参加者は9名。これまで学んできた「アートカード・ゲームの基本ルール」からはちょっと離れ、専門家の先生の講義を中心にしたワークショップ形式で、盛り上がりました。
講師は、鈴木宏幸(東京健康長寿医療センター研究所)、奥村高明(日本体育大学教授)の両氏。
鈴木先生からは、認知症の正しい把握と予防の仕組みを図も使ってわかりやすく。「健康だから活動できる」のではなく、「活動しているから健康」なのだという指摘には目からウロコ。社会参加が大事であること、そのツールとして、アートカードは有効性が感じられる、との温かいエールをいただきました。
奥村先生は、アートを正しく楽しむための「対話型美術鑑賞」について豊富な経験を踏まえての講義、「そうなんだ」と心から納得。さらに、先生の的確な指導の下、ワークショップで、アートカード・ゲームの多様な可能性を体験、これから学んでいく要の「コミュニケーターはどうあるべきか」をゲームを通じて実感しました。また、共同して作品を作っていく「ラウンド・スケッチ」では、先生自らも参加され、「進行の心得」の見本を示していただき感謝です。
アートカードの持つ可能性、有効性に自信を深めることができ、とても有意義な一日でした